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snowスノーボードで“競う”のではなく“表現”することに価値を見出した伝説の男2022.01.06
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dance日本BBOYシーンのパイオニア TAISUKE が考える、今ダンサーにマネジメントが必要な理由2021.12.17
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snow北京オリンピック2022 開催間近!カムバックした日本が誇るライダー 大塚健とは2022.01.182022年2月4日~20日の日程で、第24回冬季オリンピック北京2022が開催される。FINEPLAYでは大会情報と共に、スノーボードの注目選手を紹介していく。今回紹介するのは、スノーボード(スロープスタイル/ビッグエアー)男子日本代表候補の大塚 健(オオツカ・タケル)だ。 大塚 健は 2001年4月2日生まれの20歳、神奈川県厚木市出身である。7歳でスノーボードを始めた大塚 健は、14歳の頃から世界大会に出場するようになる。17歳で初めて出場した『X Games Norway Big Air』で見事優勝。その後アメリカで開催された『X Games Aspen Big Air』では、「日本人初」「過去最年少」で2大会連続優勝を果たした。そこで披露したFSトリプル1800は、大塚 健が世界で初めて成功させた。 海外の数々の大会で優勝に輝く、日本が誇る若きトップライダーである。 Jason Halayko / Red Bull Content Pool シーンの期待を背負う日本のエースとして成長途中の大塚 健だったが、2019年2月に左ヒザの靭帯損傷という大怪我に見舞われる。しかし、1年間のリハビリ期間を経て2021年のFISワールドカップ、ビッグエア部門で見事4位入賞を果たした。 怪我を克服して新たなステージへ挑み続けている。 カムバックした日本を代表するライダー、大塚健が北京五輪の舞台でも頂点を目指す! Lorenz Richard / Red Bull Content Pool 北京オリンピック2022 スケジュール 男子スノーボード スロープスタイル ■ 2月6日(日) ・12:30-13:30男子スノーボードスロープスタイル 予選1本目・13:32-14:32男子スノーボードスロープスタイル 予選2本目 ■ 2月7日(月)・12:00-12:25男子スノーボードスロープスタイル 決勝1本目・12:27-12:52男子スノーボードスロープスタイル 決勝2本目・12:54-13:19男子スノーボードスロープスタイル 決勝3本目
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snow度胸と運試しのダウンヒルレース「RED BULL SNOW CHARGE 2022」が今年は3会場で開催!2022.01.17レッドブルは2月27日(日)~3月13日(日)に岐阜県・めいほうスキー場、北海道・ルスツリゾート、群馬県・オグナほたかスキー場の計3か所で一般参加型のスノーボード&スキー・ダウンヒル・レース「Red Bull Snow Charge」を開催する。 Red Bull Snow Chargeは一般参加型のスノーボード&スキーのレース。2009年にスノボ限定イベントとして日本初開催し、2018年からはスキー部門も開催している。参加資格はプロ・アマ問われない。 スタート時に自らの手元に板は無く、合図とともにスタート地点の前にランダムに並べられた板の中から自分の板を探し出し、装着してから斜面を滑り最初にゴールした人が勝ちとなる。 他人の板を装着したり、正しく装着できたりしていない場合は失格となる。当イベントに参加して頂ける方のエントリー受付が本日、1月17日(月) 17:00よりウェブサイトにて開始される。 (c)Jason Halayko/Red Bull Content Pool (c)Jason Halayko/Red Bull Content Pool 実施概要 ・名称:Red Bull Snow Charge 2022(レッドブル・スノーチャージ2022)・日時・会場:■2/27(日)めいほうスキー場/岐阜県郡上市明宝奥住水沢上3447-14:30~受付・ブリーフィング、7:30~8:00 レース■3/5(土)ルスツリゾート/北海道虻田郡留寿都村字泉川13番地 8:00~受付・ブリーフィング、14:30~15:00 レース■3/13(日)オグナほたかスキー場/群馬県利根郡片品村花咲字武尊山 3/12(土)16:00~受付・ブリーフィング3/13(日)5:30 整列開始、7:15~7:45 レース・部門:スノーボード総合・スノーボード女性・スキー総合(男女混成)※レースは各会場スノーボード、スキー各1レース・優勝賞品:決定次第、ウェブサイトに掲載いたします。・参加人数:1会場250名(スノーボード部門男女計200名・スキー部門男女計50名) ・主催:レッドブル・ジャパン株式会社・スポンサー:LAND ROVER、ムラサキスポーツ、OAKLEY、DAKIN 参加募集要項 ・参加資格:18歳以上の健康な一般男女(プロ・アマ問わず)※使用できるギア詳細はウェブサイトをご覧ください※未成年者は保護者の署名必要。受付時には身分証明書をご提示頂きます。・参加料:一般3,000円、学生2,000円(税込)※複数会場エントリー時の参加費詳細はウェブサイトをご覧下さい。・募集期間:1月17日(月)20:00 エントリー受付開始※先着順、定員になり次第募集終了・申込方法:ウェブサイトよりエントリー・備考:レース参加の為のリフト券は無料です。練習をご希望の場合にはリフト券を別途ご購入下さい。参加申し込み後の自己都合による返金又はキャンセルは原則不可です。その他のお問い合わせは、運営事務局へご連絡下さい。荒天時やコース状況、公衆衛生の状況によりスケジュールが変更又は中止となる場合があります。最新情報はウェブサイトをご覧ください。・ 問い合せ先:Red Bull Snow Charge 2022運営事務局(株式会社スポーツビズ内) redbullsnowcharge@sports-biz.co.jp10:00-18:00 (土・日・祝日休み)
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snow北京オリンピック2022が開催間近!日本女子スノーボードのエース 鬼塚雅とは2022.01.132022年2月4日~20日の日程で、第24回冬季オリンピック北京2022が開催される。FINEPLAYでは大会情報と共に、スノーボードの注目選手を紹介していく。今回紹介するのは星野リゾート所属、スノーボード(スロープスタイル/ビッグエアー)女子日本代表候補の鬼塚 雅(オニツカ・ミヤビ)だ。 鬼塚選手は5歳のときに福岡市の室内練習場で、スノーボードを始めた。小学校1年生のときに初出場した国内大会にて見事初優勝し、7歳のときにはバートンがスポンサーとなる。 2015年1月、『スノーボード世界選手権』女子スロープスタイルに日本代表として出場。決勝でキャブ900をメイクするなど完璧な滑りをみせ、92.50点の高得点を叩き出した。 男女を通じて『スノーボード世界選手権大会』史上最年少(16歳3ヶ月)での優勝を成し遂げた、世界が注目する日本女子スノーボードシーンのエースボーダーである。 Jason Halayko / Red Bull Content Pool 2017年7月、福島県のスキー場、「星野リゾート アルツ磐梯」に幼少期から通っていたことをきっかけに星野リゾートと所属契約を結ぶ。その後、アルツ磐梯に世界レベルのオーダーメイドパーク「Miyabi Park」を造成するなどのサポートを受けている。 いま、日本女子スノーボードシーンにおいて、今もっとも大きな存在感を持つと言っても過言ではない彼女。スノーボードW杯開幕戦を終え、1月21日~23日の日程ではアメリカ コロラド州アスペンで開催される「X Games」に出場予定だ。 オリンピックに限ることなく、今後も彼女の更なる活躍に注目していきたい。 Jason Halayko / Red Bull Content Pool 北京オリンピック2022 スケジュール 女子スノーボード スロープスタイル ■ 2月5日(土) ・10:45-11:45女子スノーボードスロープスタイル 予選1本目・11:47-12:47女子スノーボードスロープスタイル 予選2本目 ■ 2月6日(日)・9:30-9:55女子スノーボードスロープスタイル 決勝1本目・9:57-10:22女子スノーボードスロープスタイル 決勝2本目・10:24-10:49女子スノーボードスロープスタイル 決勝3本目
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danceFINEPLAY INSIGHT 番外編 音楽著作権がストリートシーンに与えるインパクト2021.12.23こんにちは、Yohです。 今回は縁あってBOX LLCの共同創業者である阿部の連載「FINEPLAY INSIGHT」に寄稿させて頂くことになりました。 僕はBOX LLCの経営を通じてマーケティングやブランディングに関するコンサルティング活動を行う傍ら、自ら2018年に立ち上げたスタートアップでストリートプレイヤー向けの動画管理アプリ-PAARK-および映像作品販売マーケット-PAARK Market-を運営しています。 その中で、音楽著作権がカルチャーシーンに与えるインパクトについて考える機会が非常に多く、皆さんにもこの場を借りてお伝え出来ればと思い、今回のテーマを設定しました。少し難しい話も多くなるかもしれませんが、是非最後までお付き合い頂けると幸いです。 音楽著作権とは? そもそも「音楽に関する著作権」とは何か、非常に曖昧な理解をしている方々も多いのかなと思います。音楽に関する著作権とは簡単にいうと、作曲家、作詞家、演奏家、歌手などの楽曲を制作するにあたって関与した人々に「これを作ったのは君たちだから、この楽曲を独占的に利用して良いよ」という権利のことです。だからこの楽曲を作った人たち(以下「著作者」といいます)以外の人が「この楽曲を使って踊ったり何かしたい!」という場合には、基本的には著作者に利用料を支払う必要があります。 しかし、楽曲を利用したい人がその都度著作者全員の許可を得るなり利用料を支払うことというのは、双方の手間を考えると現実的には不可能です。そのために存在する団体が、JASRACやその他の著作権管理団体です。「著作権プラットフォーム」というとわかりやすいでしょうか。JASRACを例にとると、音楽を利用したい人はJASRACにお金を支払うことで使いたい音楽を利用することが出来、著作者にはJASRACを通じてお金が支払われるという仕組みになっています。この仕組みのおかげで、しっかりと利用者から著作者に著作権料としてお金が流れる原理になっています。 ややこしいのが、著作隣接権 この著作権だけでも既に難しい話になってきていますが、それよりもさらにややこしいのが「著作隣接権」です。著作隣接権とは、音楽を作った著作者本人ではなく、例えば音楽をCDに録音して複製する機能を持つ音楽レーベルなど、音楽を世の中に伝えていくのに必要な役割を果たした人や会社に発生する権利です。音楽レーベルに所属しているアーティストが新曲をリリースする場合を例に考えると、アーティストの新曲を録音してマスターテープを制作し、それをディストリビュートする役割を担っている音楽レーベルには代表的な著作隣接権の一つである「原盤権」という権利が発生します。簡単にいうと「マスターテープを制作する」という業務を担った音楽レーベルに付与される権利なので、「その録音された音源」を利用しようとする楽曲利用者は、この原盤権を持つ音楽レーベルの許諾を取る必要があります。 この原盤権がストリートシーンにとっては実は非常にやっかいなんです。なぜなら、原盤権に関しては前述のJASRACのような管理団体が広くは存在しないからです。一部、NexToneなどの団体が音楽レーベルとの契約のもと原盤権を管理している例もありますが、基本的には音楽レーベルが原盤権を保有していることがほとんどです。すなわち、基本的にはいかにJASRACにお金を支払って著作権侵害をクリア出来ても、音楽レーベルの許諾を取らないと原盤権を侵害してしまうことになるので、楽曲を利用したいストリートシーン側からしてみると、その楽曲を使って踊ったり大会を催したりすることが出来ないのです。 ちなみに著作権および著作隣接権ともに、私的利用に関しては許諾が不要となっています。みなさんが自宅でCDを聞いたりしても怒られないのはそのためです。一方で、お客さんからお金をもらったうえでその音楽を演奏したり、歌ったり、その音楽で踊ったりする場合には全て著作権もしくは著作隣接権に関する許諾を得る必要があります。許諾を得ないでやってしまった場合には、権利侵害として権利保有者である著作権者もしくは音楽レーベルに訴えられる可能性が出てきてしまいます。 YouTubeで「歌ってみてみた」動画が投稿出来るのはなぜ? ここで少し話が脱線しますが、YouTubeでシンガーや歌うまさんによって投稿された「歌ってみた」動画が削除されずにYouTube上で閲覧可能な状態で残っているのはなぜでしょうか。 それは、YouTubeがJASRACなどの著作権管理団体にお金を払っており、かつ、音楽レーベルとの提携を通じて構築した「Content ID」という楽曲データ管理システムで原盤権に関する管理を行なっているからです。すなわち基本的にはYouTubeでは著作権および原盤権の双方に関して、ユーザーが動画をあげても権利侵害が起きないような仕組みを作ってくれている、ということになります。 まず著作権に関して、YouTubeはJASRACやその他の著作権管理団体と著作権に関する包括契約を締結しており、ユーザーがJASRACの管理楽曲を使った動画をアップロードする場合は「YouTube側がお金を払ってくれることになってるので、ユーザーの動画アップロードは自由にやってもいいよ」ということになっています。そのためユーザーは自由にJASRACやその他管理団体の管理楽曲を利用した動画をアップロードすることが出来ます。 また原盤権に関しては、前述したYouTube独自のContent IDという楽曲データ管理システムに、主要な音楽レーベルが原盤権を保有する楽曲の多くが登録されており、原盤を使用した動画がYouTube上で何回再生されたかなどの情報もすべて管理されています。そのためYouTubeは原盤権を保有する音楽レーベルに対して、楽曲の再生回数や予め定められた契約条件に基づいて音楽レーベルに原盤権使用料を支払うことでユーザーが原盤権侵害を侵してしまうことがないようにしています。また原盤権保有者の中には、金銭を原盤権使用料としてもらうのではなく、YouTubeの動画を再生すると流れてくる広告の中から一部の広告料を受け取るという形で楽曲利用を許容しているケースも多々存在します。 著作権が起点でいまのダンスシーンにおきていること さて、ここからいよいよストリートシーン、特にダンスの話に入っていきます。ここ1〜2年はコロナウイルスの影響もあり、ダンスバトルがオンラインで配信されることも多くなってきました。ブレイキンで言えばRed Bull BC Oneなど、大きな大会になればなるほど今やオンライン配信は当たり前と言えるのではないでしょうか。 オンライン配信は無料のものもありますが、会場で観客を入れて開催していたりスポンサー企業からの収入があったり、基本的にはビジネス目的(=大会運営を通じて金銭の実入りがある)で開催されているものがほとんどです。従って、前述の著作権および著作隣接権の問題が発生します。お金をもらって大会を開催している以上、音楽の私的利用には該当せず、しっかり著作権料や原盤権料を支払う必要があります。 そのため、音楽レーベルが原盤権を保有している楽曲は、基本的には権利者の許諾をとってお金を支払わないとダンスバトルで流すことが出来ません。つまり、ダンスバトルで「ダンサーのみんなが練習で使っているあの曲」のような有名楽曲をDJが流すためには、事前に著作権および原盤権の権利者に楽曲の利用許諾を取っておく必要がある、ということになります。 しかし、それは現在のダンスバトルの運営チームとしてはかなりハードルが高いことです。そもそも主要音楽レーベルのようなグローバル企業から小さな企業もしくは団体、場合によっては個人が許諾を得ること自体がかなり手間ですし、現実的にはほとんど不可能です。結果として、オンライン配信をしていたり集客をしている大きなダンスバトルであればあるほど「ダンサーのみんなが練習で使っているあの曲」をバトルの中で流すことが出来なくなっています。 そのため、ここ数年は「ダンサーのみんなが練習で使っているあの曲」ではなく、「トラックメーカーが(主催者に)提供してくれた楽曲」をダンスバトルで使うケースが増えています。トラックメーカーの中にはJASRACに著作権管理を委託していなかったり、音楽レーベルに所属していない方も多くいらっしゃいます。このような場合にはトラックメーカー自身が著作権および原盤権も保有している権利者ということになるので、トラックメーカー本人からの許諾さえ得られれば、権利侵害をすることなくダンスバトルで楽曲を利用できることになります。このこと自体はとても素晴らしいことで、トラックメーカーの楽曲が世界への配信でフックアップされる効果もあり、ストリートシーン全体にとってはとても良いことだと思います。 このように実務的な手続きの複雑さも考えると、「ダンサーのみんなが練習で使っているあの曲」は現実的に採用がほとんど不可能で、「トラックメーカーが提供してくれた楽曲」の利用がダンスバトルで増えざるを得ない状況を、みなさんもご理解いただけるのではないでしょうか。 ダンスバトルで流れる曲がダンスシーンに影響を与えている では「ダンサーのみんなが練習で使っているあの曲」と「トラックメーカーが提供してくれた楽曲」をダンスバトルで使うことの違いは、どこにあるのでしょうか。これは捉え方は人によってそれぞれかと思いますが、個人的には「ダンサーのみんなが練習で使っているあの曲」は有名曲を中心に歌モノが多かったり、有名なラップバースが入っていたり、曲自体に色んなストーリーや文脈がある楽曲が多い一方、「トラックメーカーが提供してくれた楽曲」はインストやドラム中心のブレイクビーツが多く、演奏家やシンガーが参加したバンドサウンドやメロディアスな楽曲は少ない印象があります。 そのため、著作権や原盤権侵害を防ぐ必要がある大きなダンスバトルと、地元で仲間と突発的に沸き起こる権利侵害を意識する必要性がない(=私的、もしくは私的に限りなく近い)バトルで流れる曲は大きく方向性が異なり、結果として両者で「勝つ」ために必要なダンスが違ってきているのではないか、という仮説を個人的には持っています。 大きなダンスバトル:よりアスリート志向に すでに述べたとおり、Red Bull BC Oneのような大きなダンスバトルでは、著作権や原盤権を考慮して一般的に知られた有名楽曲ではなく、トラックメーカーが制作した楽曲が中心に流れることになります。その結果、ストーリーやメロディアスな要素が多い楽曲を使用したバトルよりも、パフォーマンス要素の強い踊りでいかにミスなくムーブをかますか、というウェイトがジャッジの評価で高まるのかと思います。 そう考えると、大きなダンスバトルになればなるほど、ダンサー側の意識は大技の成功やミスしないことが重要になってくる一方、音楽に対する表現性が占めるウェイトは相対的に下がっていくように感じます。よりアスリート的なダンススタイルが求められていることは、著作権の観点からは必然だと思います。 小さなダンスバトル:よりカルチャー志向に 一方でローカルの小さなバトルなど、お金を取らずにやっているものもたくさんある現状を踏まえると、音楽著作権の侵害を(実務的に)意識する必要性が相対的に低くなります。結果として、流れる楽曲がいわゆる「ダンサーのみんなが練習で使っているあの曲」とか「ブレイキンといえばこの曲」みたいなものに寄っていきます。 このようなローカルやアンダーグラウンドのバトルでは、音楽性が占めるウェイトが相対的に上がってきます。楽曲が持っている時代的・人物的なバックグラウンド、過去にその楽曲を使って繰り広げられたバトルのストーリーなどに加えて、自分がどのような表現を乗せていくのか、というダンサー一人一人の生き方や価値観を踏まえた踊り方がとても重要になってくると個人的には思います。このようなシーンではアスリート的なダンススタイルだけでは物足りず、もっと幅広い一人一人の価値観や生き方、カルチャーに根ざしたスタイルがより価値を出してくると思います。 批評や対立ではなく、求められるのは相互理解 これは良し悪しの議論ではなく、現在のダンスシーンを音楽著作権の切り口から客観的にみた時に、二つの方向性が生まれてきているということだと思います。 大きなダンスバトルで「勝つ」ことを目的に据えると、そのための戦い方というものが見えてきます。これは2024年のパリ五輪を控えているブレイキンにとっても非常に重要なポイントだと思います。体操や柔道などの五輪競技と同じく、勝つための基本的な方程式があり、それを誰よりも高いレベルで実践するアスリートとして五輪の頂点を目指す。その中にも個人ごとに得意不得意があり個性があり、その個性を最大限活かしながら決められたルールの中で勝ちを目指す。日本のブレイキンシーンが現時点で五輪のメダルを狙える状況にあること自体が本当に素晴らしいですし、その背後にはJDSFを中心に尽力してきた方々の血の滲む努力と想いがあり、そこへのリスペクトをシーンに関わる誰もが持つべきだと思います。 一方で、小さな地元のバトルによって成り立っているシーンのことも同じ水準で大事にするべきです。元々音楽著作権や原盤権などは(実質的に)関係のない、ローカルのフリースタイルサイファーで成り立ってきた視点からいえば、ダンスと音楽は切り離すことが出来ないものです。その音楽自体が持っている歴史や、その音楽に乗せて繰り広げられてきたレジェンドたちによるダンスの歴史の上に、自分のアイデンティティを乗せていく。そうすることでダンスシーンを発展させていくという考え方もまた、絶対になくしてはならないものだと思います。 そもそも文化は画一的な成長の仕方をするのではなく、その時々の政治の思惑やシーンの向いている方向によって都度方向性を変えながら歴史を紡いできました。すなわち、その文化の最先端においては常に相対する考え方やスタイルがあるのが文化の宿命であり、それぞれをお互いにリスペクトして共存しているという状態こそが発展を支えているのではないか、と最近感じています。 繰り返しになりますが、僕はどちらが良くてどちらが悪いとは思いません。むしろ、その真逆です。当たり前のこととして色んなスタイルのダンサーがいて良いということと、その中でも音楽著作権がダンスシーンのバトルのあり方に影響を与えているという事実を皆で認識することで、異なる方向性であってもお互いをわかりあえる、より良いシーンに発展していくのではないか、と思っています。 BTSの事例から考えられる今後の音楽著作権の方向性 また少し話が脱線しますが、現在世界の音楽シーンを席巻しているBTS(防弾少年団)の所属事務所HYBE(ハイブ)は、ファンの音楽二次利用に関して比較的寛容な姿勢を取ることが多いことで知られています。特に韓国の音楽シーンで言えることなのですが、ファンがアーティストの楽曲を使って「踊ってみた」動画等を配信することが音楽サブスクリプションサービス上での再生回数やCDの売上枚数にプラスの影響をもたらすという考え方が主流になってきています。最近ではTikTokも音楽レーベル各社と提携契約を結びファンのTikTok上での音楽利用を正式に開放する動きが進んでいます。 僕個人としても、今後はこの流れが加速していくと考えています。そもそも音楽著作権は著作者の努力に報いることで文化の発展を促すことを目的としている権利なので、YouTubeやTikTokで消費者がUGC(User Generated Content)をアップロードして楽しむことが主流になっている昨今では、よりユーザーフレンドリーな立場で音楽著作権を捉える権利保有者が増えていくのではないかと思っています。 今後のシーンに対して思うこと HYBEのような流れも踏まえると、今後はイベントの主催者が音楽著作権に関するスタンスを明確に打ち出すことが重要になってくると思います。例えば、ダンスバトルの主催者が音楽レーベルと包括的な業務提携を行うことによって「ダンサーのみんなが練習で使っているあの曲」をダンスバトルで利用出来るようにし、ストーリーやアンダーグラウンドのカルチャーに根ざしたスタイルのダンサーも、より大きなバトルで活躍出来るようになる方向性を打ち出すやり方も考えられると思います。 また、そうでなくとも、アスリート志向の強いダンスバトルからカルチャー志向の強いダンスバトルまで、イベントのコンセプトに幅広いグラデーションがある中で、イベントの主催者がバトルのコンセプトや目的、それに紐づいて流す音楽の方向性を明確に打ち出すことが大事だと思います。それによってダンサーが「勝つ」ための戦略を考えることも面白みですし、「色んな大会があって、色んな曲があって、色んなダンサーがいて、色んな勝ち方があって、それぞれ違うけどみんないいよね」という共存思考がシーン全体で高まるのではと思います。 今回は長々と、音楽著作権がストリートシーン、特にストリートダンスシーンに与えるインパクトについて個人的な考察を交えて述べさせていただきました。もちろん僕の考え方だけが正しいとは思っていませんし、シーン全体でも色んな意見があると思います。だからこそ、僕は色んな人と引き続きこのようなストリートシーンに関する建設的な議論を交わしていきたいと思っています。重要なことは、お互いがお互いの意見を理解し尊重したその先にカルチャーの発展があるということをみんなで理解しておくことだと思います。シーンに関わる全員がそれぞれの立場から考え、ストリートシーンの発展のためにかましていけたら本望です。 AUTHOR: 井本陽/ Yoh Imoto 幼少期をニューヨークで過ごしたことがきっかけで小学校時代からHIPHOPにのめり込む。中学時代からダンスを始め、その後DJ、ダブルダッチ、スケートボード、ビートメイキングと活動の幅を広げる。大学卒業後は会計事務所、証券会社を経て2013年戦略コンサルティングファーム ボストン・コンサルティング・グループに入社。2018年退社後ストリートカルチャー領域でストリートプレイヤー向けの動画管理アプリ-PAARK-および映像作品販売ウェブサービス-PAARK Market-を提供するスタートアップOne Dollar Bill Inc.を創業する傍ら、戦略ブティックBOX LLCを共同創業。 現在、One Dollar Bill Inc. 代表およびBOX LLC Co-founderを兼任。東京大学経済学部卒。
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others世界初の鬼ごっこチャンピオン決定戦! 「第一回キッズチェイスタグ日本選手権 Presented by ひかりTV」開催決定!!2021.12.212022年1月29日(土)にサンガスタジアム by KYOCERAおよび、かめおかサンガ広場にて、究極の鬼ごっこスポーツ、「第一回キッズチェイスタグ日本選手権 Presented by ひかりTV」が開催されることが決定しました。 キッズチェイスタグとは、イギリス発祥のスポーツ鬼ごっこ「Chase Tag(チェイスタグ)」を、キッズが楽しめるようにカスタマイズ。約10m×10mのフィールド内に置かれたキッズ用の障害物の中、1対1で追う側と逃げる側に分かれ20秒の間で「逃げ切るか」「捕まえるか」の勝負を行う日本発の競技です。日本で一番鬼ごっこが凄いのは誰かを競います! 大会参加費のほか、当日行われるプログラムへの参加費は全て無料。「あそびがカラダを作る!」をテーマに、キッズチェイスタグという競技を通じて、運動機能を自然と向上させることを目指します。 競技を安全かつ楽しく行うために、カラダの正しい動かし方、機能的なカラダの動きを、パルクールを通じて学ぶことができる体験会も開催。あそびのプロフェッショナルである株式会社ボーネルンド による0.5歳から12歳までがあそべるプレイグラウンドも会場内に登場します。 大会を盛り上げるスペシャルゲストとして、パルクール世界チャンピオンのZEN(LDH JAPAN)やパルクール界を牽引するYUUTAROU(PKM/monsterpk)、そして子供に大人気のロッチ中岡(ワタナベエンターテインメント)も参戦決定!スペシャルゲストと共にあそべるコンテンツも用意して、皆様をお待ちしております! キッズチェイスタグで楽しく鬼ごっこを競い、パルクールで正しいカラダの動かし方を学び、プレイグラウンドであそび倒す。小学生以下を対象とした1日限定の特別なイベントに是非お越しください! キッズチェイスタグ大会概要 【開催日時】2022年1月29日(土) 8:00〜17:15予定※参加カテゴリーによって集合時間、解散時間が異なります。開催時間は随時特設サイト内で発表いたします。※雨天予備日:2022年1月30日(日) 【開催場所】サンガスタジアム by KYOCERA・かめおかサンガ広場 【大会参加費/入場費】無料 【大会賞品】各カテゴリーにて優勝賞品あり 【対象】U-8(7歳以上8歳以下)U-10(9歳以上10歳以下)U-12(11歳以上12歳以下)※詳細は特設サイトをご確認ください。※開催時間は随時特設サイト内で発表いたします。 【出場カテゴリー】●個人戦U-8(7歳以上8歳以下)U-10(9歳以上10歳以下)U-12(11歳以上12歳以下) ●チーム戦(1チーム3名)U-8(7歳以上8歳以下)U-10(9歳以上10歳以下)U-12(11歳以上12歳以下)※参加人数によって大会形式が変更の可能性がございます。 【大会ゲスト】 YUUTAROU(PKM/monsterpk) ZEN(LDH JAPAN) ロッチ中岡(ワタナベエンターテインメント) 【イベントコンテンツ】 ・キッズチェイスタグ(第一回キッズチェイスタグ日本選手権 Presented by ひかりTV)競技の専門性によらない、誰でも行う「あそび」を競技化!指定されたフィールドに安全面に配慮かつ、運動機能を自然と向上させるように設置されたキッズ用の障害物で、日本で一番鬼ごっこがすごい(逃げる+捕まえる)のは誰かを競う! ・キッズチェイスタグ体験会パルクールのアスリートと⼀緒にキッズチェイスタグ体験を⾏えるほか、来場者は友達同⼠や親子、⼤⼈同⼠の対決など⾃由にキッズチェイスタグを体験できる! ・パルクール体験会身体一つ、障害物を素早く飛び越え、華麗な回転技を決めていく。テレビやSNSで大注目 『パルクール』 の体験ブースがサンガスタジアムに登場!バランス感覚や身体能力を目覚めさせる様々なミッションにチャレンジしよう! ・プレイグラウンドあそびのプロフェッショナル、株式会社ボーネルンドが行うプレイグラウンドが会場に登場。世界各国の遊具を使ってあそびを体験!子どもから大人まで楽しめるさまざまなあそびを屋外にご用意。 ・50人鬼ごっこ参加者50人 VS 鬼の勝負!制限時間5分間で1人でも捕まらずに残れば参加者50人の勝利!勝つと賞品プレゼント! 【配信】GAORA SPORTS YouTubeチャンネルより大会ライブ中継予定主催:株式会社PKM配信:GAORA公式YouTubeチャンネル後援:京都府(予定)、亀岡市(予定)、亀岡市教育委員会(予定)協賛:ひかりTV、inゼリー協力:一般社団法人日本パルクール普及連盟、GAORA SPORTS 【事務局連絡先】お問い合わせ: kidschasetag@gmail.com 本事業は、今年度に京都府が実施した『サンガスタジアムby KYOCERAを活用したニュースポーツ・eスポーツ競技環境整備支援事業』に採択され補助金を活用して行う事業となります。 第一回キッズチェイスタグ日本選手権は、新型コロナウイルスの感染症の状況を鑑みお客様に安心してご参加いただけますよう、様々な対策を取らせていただきます。お客さまには大変なご不便をおかけいたしますが、関係者一同、全力で取り組んでまいります。何卒ご理解ご協力を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
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snow北京オリンピック2022 開催間近!カムバックした日本が誇るライダー 大塚健とは2022.01.182022年2月4日~20日の日程で、第24回冬季オリンピック北京2022が開催される。FINEPLAYでは大会情報と共に、スノーボードの注目選手を紹介していく。今回紹介するのは、スノーボード(スロープスタイル/ビッグエアー)男子日本代表候補の大塚 健(オオツカ・タケル)だ。 大塚 健は 2001年4月2日生まれの20歳、神奈川県厚木市出身である。7歳でスノーボードを始めた大塚 健は、14歳の頃から世界大会に出場するようになる。17歳で初めて出場した『X Games Norway Big Air』で見事優勝。その後アメリカで開催された『X Games Aspen Big Air』では、「日本人初」「過去最年少」で2大会連続優勝を果たした。そこで披露したFSトリプル1800は、大塚 健が世界で初めて成功させた。 海外の数々の大会で優勝に輝く、日本が誇る若きトップライダーである。 Jason Halayko / Red Bull Content Pool シーンの期待を背負う日本のエースとして成長途中の大塚 健だったが、2019年2月に左ヒザの靭帯損傷という大怪我に見舞われる。しかし、1年間のリハビリ期間を経て2021年のFISワールドカップ、ビッグエア部門で見事4位入賞を果たした。 怪我を克服して新たなステージへ挑み続けている。 カムバックした日本を代表するライダー、大塚健が北京五輪の舞台でも頂点を目指す! Lorenz Richard / Red Bull Content Pool 北京オリンピック2022 スケジュール 男子スノーボード スロープスタイル ■ 2月6日(日) ・12:30-13:30男子スノーボードスロープスタイル 予選1本目・13:32-14:32男子スノーボードスロープスタイル 予選2本目 ■ 2月7日(月)・12:00-12:25男子スノーボードスロープスタイル 決勝1本目・12:27-12:52男子スノーボードスロープスタイル 決勝2本目・12:54-13:19男子スノーボードスロープスタイル 決勝3本目
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snow度胸と運試しのダウンヒルレース「RED BULL SNOW CHARGE 2022」が今年は3会場で開催!2022.01.17レッドブルは2月27日(日)~3月13日(日)に岐阜県・めいほうスキー場、北海道・ルスツリゾート、群馬県・オグナほたかスキー場の計3か所で一般参加型のスノーボード&スキー・ダウンヒル・レース「Red Bull Snow Charge」を開催する。 Red Bull Snow Chargeは一般参加型のスノーボード&スキーのレース。2009年にスノボ限定イベントとして日本初開催し、2018年からはスキー部門も開催している。参加資格はプロ・アマ問われない。 スタート時に自らの手元に板は無く、合図とともにスタート地点の前にランダムに並べられた板の中から自分の板を探し出し、装着してから斜面を滑り最初にゴールした人が勝ちとなる。 他人の板を装着したり、正しく装着できたりしていない場合は失格となる。当イベントに参加して頂ける方のエントリー受付が本日、1月17日(月) 17:00よりウェブサイトにて開始される。 (c)Jason Halayko/Red Bull Content Pool (c)Jason Halayko/Red Bull Content Pool 実施概要 ・名称:Red Bull Snow Charge 2022(レッドブル・スノーチャージ2022)・日時・会場:■2/27(日)めいほうスキー場/岐阜県郡上市明宝奥住水沢上3447-14:30~受付・ブリーフィング、7:30~8:00 レース■3/5(土)ルスツリゾート/北海道虻田郡留寿都村字泉川13番地 8:00~受付・ブリーフィング、14:30~15:00 レース■3/13(日)オグナほたかスキー場/群馬県利根郡片品村花咲字武尊山 3/12(土)16:00~受付・ブリーフィング3/13(日)5:30 整列開始、7:15~7:45 レース・部門:スノーボード総合・スノーボード女性・スキー総合(男女混成)※レースは各会場スノーボード、スキー各1レース・優勝賞品:決定次第、ウェブサイトに掲載いたします。・参加人数:1会場250名(スノーボード部門男女計200名・スキー部門男女計50名) ・主催:レッドブル・ジャパン株式会社・スポンサー:LAND ROVER、ムラサキスポーツ、OAKLEY、DAKIN 参加募集要項 ・参加資格:18歳以上の健康な一般男女(プロ・アマ問わず)※使用できるギア詳細はウェブサイトをご覧ください※未成年者は保護者の署名必要。受付時には身分証明書をご提示頂きます。・参加料:一般3,000円、学生2,000円(税込)※複数会場エントリー時の参加費詳細はウェブサイトをご覧下さい。・募集期間:1月17日(月)20:00 エントリー受付開始※先着順、定員になり次第募集終了・申込方法:ウェブサイトよりエントリー・備考:レース参加の為のリフト券は無料です。練習をご希望の場合にはリフト券を別途ご購入下さい。参加申し込み後の自己都合による返金又はキャンセルは原則不可です。その他のお問い合わせは、運営事務局へご連絡下さい。荒天時やコース状況、公衆衛生の状況によりスケジュールが変更又は中止となる場合があります。最新情報はウェブサイトをご覧ください。・ 問い合せ先:Red Bull Snow Charge 2022運営事務局(株式会社スポーツビズ内) redbullsnowcharge@sports-biz.co.jp10:00-18:00 (土・日・祝日休み)
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snow「世界最高峰を目指して」ムラサキスポーツが誇るスノーボードライダーをフィーチャーした最新映像が公開!2022.01.14株式会社ムラサキスポーツは、2022年1月12日(水)18:00に、契約スノーボーダーである村瀬心椛 選手、平野流佳 選手、大塚健 選手、濱田海人 選手、荻原大翔 選手、芳家里菜 選手 の最新ライディング映像「~羽ばたけ世界へ~ GO NEXT!! TEAM SNOWBOARDER」を YouTube にて公開した。 https://youtu.be/qXXD0h6GQYQ このスペシャルムービーは、開幕まで1ヶ月を切った北京五輪に向けた強化指定選手であるムラサキスポーツチームライダー 6名をフィーチャーしたスペシャル映像となる。ワールドカップも残すは1戦となり、いよいよ北京五輪の日本代表選手が決定する。スノーボードを更に盛り上げる為、ライダー応援映像をムラサキスポーツとして公開した。 加えて、個人をフックアップした映像、大塚健バージョン(14 日)、平野流佳バージョン(15 日)、濱田海人バージョン(16 日)も合わせて公開予定である。 予ねてよりアクションスポーツの普及・啓蒙に努めてきたムラサキスポーツは、世界トップレベルのスノーボーダーたちの世界での活躍を誇ると同時に、彼らの未来も全力でサポートしている。 ライダー紹介 村瀬 心椛(むらせ ここも)※ムラサキスポーツ所属 2004年11月7日生の17歳。岐阜県出身。 世界最高峰のスノーボードコンテスト X-GAMES を史上最年少となる 13 歳で金メダルを獲得するなど、世界大会で多数の表彰台に上がる。世界が認めるトップライダーに成長を遂げて、さらに進化を続けているライダー。2022 年シーズンに開催されたワールドカップで祈願の初優勝を遂げるなど、北京五輪出場を確実視され、メダルの期待も高いライダー。 平野 流佳(ひらの るか) 2002年3月12日生の19歳。 大阪府出身。数々のコンテストで優勝、入賞を繰り返し今や国内外のトップライダーに成長。スノーボードワールドカップでは 2019/2020 ワールドカップ年間総合 2 位に輝き、世界ジュニア選手権では優勝、BURTON US OPEN にも初出場を果たした。2020年には冬季ユースオリンピックに出場して優勝。今シーズン行われたワールドカップでも優勝、2 位などを獲得し、北京五輪でもメダル候補の一人に数えられる。 大塚 健(おおつか たける) 2001年4月2日生の20歳。 神奈川県出身。世界最高峰のスノーボードコンテスト X-GAMES で、日本人最年少で 2 大会連続 金メダルを獲得するなど、海外の数々の大会で優勝に輝く世界で活躍する世界トップライダー!! 北京でもスロープスタイル、ビッグエアーで世界の頂点を目指す!! 濱田 海人(はまだ かいと)※ムラサキスポーツ所属 1999年10月14日生の22歳。 北海道出身。スタイルマスターとして、ジュニア時代に世界大会での優勝をはじめ数々のコンテストで好成績を残している。ワールドカップでの表彰台はないものの、北京五輪の切符もすぐそこまできている。ジブも非常に得意としていて、彼の限界突破を期待したい。 荻原 大翔(おぎわら ひろと) 2005年7月19日生の16歳。 茨城県出身。スロープスタイル・ビッグエアの若手筆頭次世代ライダーとして、国内の数々の大会で優勝、入賞とその実力をメキメキと発揮。世界で活躍しているライダー達が優勝を飾っている、世界の登龍門「WORLD ROOKIE FINALS」でも優勝に輝くなど間違いなく今後世界に羽ばたくライダーの一人として活躍が期待される。 芳家 里菜(よしか りな) 1999年4月9日生の22歳。 愛知県出身。中学生 3 年生の時にスロープスタイル全日本選手権で優勝を獲得するなど、国内の大会で結果を出すと、国内強化指定選手にも選出。世界大会でも優勝に輝き注目を集める。姉妹スノーボーダーとしても注目を集め、姉の裕里と共に切磋琢磨して成長したその先は、夢のオリンピック出場を目指す。
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snow北京オリンピック2022が開催間近!日本女子スノーボードのエース 鬼塚雅とは2022.01.132022年2月4日~20日の日程で、第24回冬季オリンピック北京2022が開催される。FINEPLAYでは大会情報と共に、スノーボードの注目選手を紹介していく。今回紹介するのは星野リゾート所属、スノーボード(スロープスタイル/ビッグエアー)女子日本代表候補の鬼塚 雅(オニツカ・ミヤビ)だ。 鬼塚選手は5歳のときに福岡市の室内練習場で、スノーボードを始めた。小学校1年生のときに初出場した国内大会にて見事初優勝し、7歳のときにはバートンがスポンサーとなる。 2015年1月、『スノーボード世界選手権』女子スロープスタイルに日本代表として出場。決勝でキャブ900をメイクするなど完璧な滑りをみせ、92.50点の高得点を叩き出した。 男女を通じて『スノーボード世界選手権大会』史上最年少(16歳3ヶ月)での優勝を成し遂げた、世界が注目する日本女子スノーボードシーンのエースボーダーである。 Jason Halayko / Red Bull Content Pool 2017年7月、福島県のスキー場、「星野リゾート アルツ磐梯」に幼少期から通っていたことをきっかけに星野リゾートと所属契約を結ぶ。その後、アルツ磐梯に世界レベルのオーダーメイドパーク「Miyabi Park」を造成するなどのサポートを受けている。 いま、日本女子スノーボードシーンにおいて、今もっとも大きな存在感を持つと言っても過言ではない彼女。スノーボードW杯開幕戦を終え、1月21日~23日の日程ではアメリカ コロラド州アスペンで開催される「X Games」に出場予定だ。 オリンピックに限ることなく、今後も彼女の更なる活躍に注目していきたい。 Jason Halayko / Red Bull Content Pool 北京オリンピック2022 スケジュール 女子スノーボード スロープスタイル ■ 2月5日(土) ・10:45-11:45女子スノーボードスロープスタイル 予選1本目・11:47-12:47女子スノーボードスロープスタイル 予選2本目 ■ 2月6日(日)・9:30-9:55女子スノーボードスロープスタイル 決勝1本目・9:57-10:22女子スノーボードスロープスタイル 決勝2本目・10:24-10:49女子スノーボードスロープスタイル 決勝3本目
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othersラジオ局のJ-WAVEが新しく「ストリートカルチャープロジェクト」を始動!渡部豪太ナビゲートの新番組も放送決定2022.01.08ラジオ局 J-WAVE(81.3FM)では、2022年1月より、いま最も注目を集める「ストリートカルチャー」を扱う新プロジェクトを始動する。 2021年を象徴する最も大きなイベントの一つだった「東京2020オリンピック」。そこで、スケートボードやBMXといった「ストリートから生まれたスポーツ」が新種目として加わった。国や人種を超えて、ライバルでありながらも仲間たちを称え、励まし合う。その姿は全世界に発信され、多くの感動を集めた。上下の関係もなく、互いをリスペクトし合うそのスピリットの源流は、このスポーツが「ストリート」から生まれたことにあるのではないか。 ストリート=地面で繋がる“仲間たち”の共通意識は、「ストリート」が生んだファッションや音楽と密接に絡み合い、「ストリートカルチャー」となって、都市の文化を盛り上げている。 都市の息吹を掴み、多様な東京の風景を紡ぐことを掲げるJ-WAVEでは、2022年1月、都市を形成するカルチャーの源流ともいえる「ストリートカルチャー」をコンテンツの新領域として捉え、新しい時代のストリートカルチャーシーンを発信し、創造していく新プロジェクトを立ち上げる。 その拠点となる新番組『FREE SLIDE』を2022年1月より放送開始する。ナビゲーターには、スケートボード歴20年、ストリートカルチャーシーンへの造詣も深い、俳優の渡部豪太を起用。 この番組では、ファッション、アート、地域、人物、そして競技などを広く表現した「ストリートカルチャー」を独自の視点と感性でマーキングし、テーマに沿って深掘りしたり、ゲストを招いて、その哲学やスピリット、魅力を発信。今を象徴する「ストリート・カルチャー・ムーヴメント」を加速させていく。 さらに番組では、2022年4月に日本初上陸することが発表された世界最大のアクションスポーツの祭典『X Games』(エックスゲームズ)とのコラボレーションも決定。ZOZOマリンスタジアム(ZOZO Marine Stadium)でスケートボード、BMX、Moto X などの人気競技を、4月22日(金)から 3 日間にわたり繰り広げる『X Games Chiba 2022』を盛り上げる。 今後は、新番組『FREE SLIDE』を中心に、ポッドキャストやデジタルコンテンツの配信、番組発のワークショップイベントなど、多岐にわたるプロジェクト展開を予定。多様な東京の文化を発信していくJ-WAVEの新プロジェクトに期待していきたい。 ■渡部豪太(ワタベ ゴウタ) プロフィール 1986年生まれ、茨城県出身。俳優。ドラマや映画、舞台、CMなどで幅広く活躍。2018年には大河ドラマ『西郷どん』(NHK)に出演。2015年からスタートした全国の古民家カフェを巡る人気番組『ふるカフェ系ハルさんの休日』(Eテレ)では7シーズン主演を務める。また“ファッションでのサーキュラーエコノミーの実現を目指す”ブランド「O0u(オー・ゼロ・ユー)」のブランドアンバサダーを務め、サスティナブルな取り組みも積極的に発信。プライベートでは、中学時代から始めたスケートボードが自身のライフスタイルの軸になるほど、カルチャーやファッションに多大な影響を与える。スケボーを通じて国内外の様々なスケーターやクリエイターとも交流を持つ。舞台出演がきっかけで始めたジャズダンス、バレエ、日本舞踊など踊りを通じた身体表現も得意とする。現在は、2022年1月16日まで公演の舞台『アルトゥロ・ウイの興隆』に出演中。
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